


- 分布魔族領山間部
- 別名セイレーン、姑獲鳥など
- 分類魔鳥綱・魔禽目・ハーピー科・ハーピー(イリィの場合はフェニックス)
- 食性雑食。肉類などが好物。栄養補助として豆類、ナッツなど。
- 主な職業 狩り、伝令、使者、運送、郵便など。また他種ではたどり着けない高所に集落を作る。
概要
- ○鳥(主として猛禽類)の特徴を持つ魔族。
- ○卵生であり、定期的に排卵する。普段は問題ないが、ストレスなどで卵が詰まることも。
- ○羽毛は保温効果が高く、寒い場所でも快適に過ごせる。
- ○夜目が利かないなどと言われがちであるが誤解である。むしろ視力は昼夜問わず良い。
- ○飛行のためにエネルギーを使うが大量に食べると体重が重くなるので、少量の食事をわけて食べる。
- ○筋肉は少量で瞬発力に優れる。飛行のため男女問わず筋肉質であるが、重いと飛べなくなるためほどほど。
- ○肺が発達し空気をため込める。
- ○骨、筋肉共に軽くて丈夫であり、特に女性は異様に軽い。これにより揚力を得ている。
- ○男性は体重が重い分鍛え上げることで飛ぶための筋力を確保しているが、年をとって筋力が落ちると飛べなくなってしまう。
- ○肺活量のために、歌うのが得意なものも多い。
- ○足は鋭いかぎ爪。これによって崖や木の上など、多少不安定な足場でもがっちりと掴まることができる。
亜種・個体差
- ○亜種と個体差は多種多様であり、羽根の模様も一人として同じものはいない。
- ○雑種も多くとても分類できないために、鳥系魔族をまとめてハーピーと呼ぶことも多い。
- ○羽根の色、形などは遺伝であることがほとんどだが、たまに祖先の形質が発現することも多く、なかなか予測できない(人間が愛玩奴隷として美しい羽根のハーピーを生み出そうとした時代があった)
- ○大型、小型のハーピーなどもないではないが混血が進み分類できないため、現在では人間の身長が高い、低い、程度の差異に収まっている。
- ○珍しいタイプだと陸上型ハーピー(ダチョウ、ニワトリ的な)も存在する。
- ○遠方にはペンギン型ハーピーもいるが、環境の違いもあってリンド・ヴルムではまず見ない。
- ○鳥の種類だけ亜種もいる、という認識で構わない。

- ○フェニックスの翼をもつことを誇りに思っているが、それでほかのハーピーを見下すことはない。むしろ「自分らしい羽根」を手に入れたことを喜んでいるし、他のハーピーもみな自分らしい翼をもっているのだ、としてリスペクトするようになる。自己肯定のきっかけの面が大きい。
- ○アホ毛(冠羽)がぴこぴこ動く(羽なので)
- ※魔族はすべて脊索魔族門に属し、背骨が存在します。またすべての魔族が人間と交配可能ですが、生まれる子供は基本的に魔族の血を受け継ぎます(アラクネは例外的に女のみアラクネ、男は父親に似ます)。
Written by Yoshino Origuchi