No.2
ラミア
  • 分布魔族領全土(人間領にはいない)
  • 別名セントール(東での呼び方はなし)
  • 分類魔哺乳綱・魔奇蹄目・ケンタウロス科・ケンタウロス
  • 食性草食、植物由来のもののみ。塩。
  • 主な職業 兵士、傭兵、遊牧など。一部の重量級は農耕。
概要

  • ○下半身がウマに似た種族。遺伝的形質は体の大きさ(重量級、中量級、軽量級)と毛の色が主。
  • ○主な住処は平原。広く平らな土地でなければ住みづらい。
  • ○同じ一族で群れを成して行動する傾向がある(平安時代の源氏と平家のような)。そこから戦士団が形成され、傭兵として生きる部族が増えていった。
  • ○群れとしての行動を重視する歴史があり、行軍においてついていけないものは処刑される場合も。逆に孤児を引き取り、名と役割を与えて一族の助けとする文化も育つ。
  • ○運動機能が発達している関係上、大量の汗をかく。塩分補給は欠かさない。
  • ○食事は植物、果物由来のもののみ。リンド・ヴルムなど他種族の混在する場所では食べるものに気を遣う。
  • ○蹄は長距離を定期的に移動する行軍、遊牧などであればちょうどよく削れるが、そうでなければ専門家による装蹄が必須となる。
  • ○武器や蹄鉄の製造ができるため、サイクロプス族とは親しい付き合いがある。
  • ○体の構造が独特のため、適度な運動やストレッチをしなければ、柔軟性を維持できない。足元や後ろ足付近の手入れもするために、肉体の維持は大事。
  • ○上記のために子供の頃から美しい姿勢を保つ矯正具などがある。
  • ○種族の特性として音や、衝撃に敏感である。ティサリアが幽霊を怖がったり、ローナが周囲の状況に敏感であることなど。またその感覚を鍛え上げれば、いわゆる第六感として機能する。
  • ○二つある胴体には、発達した消化器官が詰まっている。これにより草食であってもカロリーを無駄なく吸収することができる。
  • ○妊娠した場合は馬の胴体が膨らむ。
亜種・個体差

  • ○亜種は存在しない。
  • ○重量級・中量級・軽量級として大きさがそれぞれ異なる。重量種(成人身長約2m)と軽量種(成人身長150cm)の差はそこそこ大きいが、種族としては同じである。
ティサリアについて
  • ○重量級かつ黒い毛をもつ。ばんえい馬がモデル。
  • ※魔族はすべて脊索魔族門に属し、背骨が存在します。またすべての魔族が人間と交配可能ですが、生まれる子供は基本的に魔族の血を受け継ぎます(アラクネは例外的に女のみアラクネ、男は父親に似ます)。

    Written by Yoshino Origuchi